2014/4/12 塩山ふれあいの森総合公園と笈形焼き
さて、今年の笈形(おいがた)焼きのある夜景の最後を飾るのは「塩山ふれあいの森総合公園」。
約1年半ぶりの再訪です。たぶん甲府盆地北東側から見る笈形焼きの限界点かと。
場所は山梨県甲州市、武田信玄公の菩提寺であることでも有名な恵林寺のすぐ近くです。
アクセスは高速道路からなら中央道、勝沼ICから塩山フルーツライン経由で15分程、甲府駅付近からだと石和方面へ走り西関東道路(R140)経由で約30分といったところでしょうか。
恵林寺付近からの道は細くちょっと解りにくいですがナビを使えば無問題かと。のハズだったのですが私のナビ様は随分クセのあるルートを案内してくれたお陰で予定時間に到着出来ず(^_^;
という訳で19時半近くに到着、既に笈形焼きは点灯されています。
本当は前回の様にトワイライトな夜景と笈形焼きをコラボさせたかったのですが、展望スポットまでの階段を上り撮影準備が出来た頃には既に暗闇に。これもあのナビ様のお陰(笑)
先ずは全景パノラマ夜景から。意外と見渡せる範囲が広いんですよね、ここ。
当日は前回の様に晴天という訳にはいきませんでしたが、月明かりに照らされた雲と夜景、夜空の対比が綺麗な画となりました。笈形焼きも右手の大蔵経寺山にしっかり確認です。
後、なんと言ってもここの夜景の特徴は正面の「塩ノ山」。普通に考えれば夜景を遮る邪魔な存在に思えますが、夜景の海に浮かぶ様なこの構図は私のお気に入りだったりします。(^_^)
そそ、この時間帯に訪れた目的がもうひとつ。春のオリオン座とのコラボです。
お空のコンデションはご覧のとおり余りよろしくありません。さて、ちゃんと見えるかな。
オリオン座はなんとか薄雲の合間にその雄姿を見せてくれました。(^_^)
意外と結構な高度だったので縦構図で。もっと低空のオリオンを横構図のアップで、と思いましたがこの直後、モクモクと雲がやってきてオリオンはあっという間にお隠れになりました。(^_^;
フィルター類を取っ払って通常夜景モードへ。
笈形焼きのアップを何枚か撮っているとどこからか、どーん!と。そう、花火です。(^_^)
花火みーっけ!は良かったのですが・・・小さっ!(笑)
ちょうど塩ノ山の左端辺りでポンポンと上がっています。方角と距離的には八代か御坂方面でしょうか。小さいながらも結構な玉数が打ち上げられていました。なんの花火だろ?
数分後、この花火の打ち上げが終わった直後、今度は別の方角から、どーん!と。
をを、笈形焼きの直ぐ脇から上がってる!(^_^)
この時、なんとなく理解しました。さっきの花火は笛吹市一宮町の大文字焼き付近から上げられている花火だと。ここから大文字焼きは塩ノ山の陰になり見えませんが笈形焼きとは丁度向かい合う位置関係にあり、4/1~15の間セットで点灯されています。忘れましたがなんかの由来があったかと(^_^;ようは大文字焼きの花火に応える形で上げられていたのでは。たぶん(笑)
こちらの花火も距離的に肉眼だとかなり小さいですが、こうして笈形焼き夜景とアップで同画角に収めると見栄えしますよね。実に風情があって良い感じです。笈形焼きの大きさが400m四方ですから小さく見える花火も結構なサイズかと。良い画が撮れました。(^_^)
笈形焼き花火も終わり、さてそろそろ撤収かな、と思った直後、遠くからまた、どーん!と。
オイオイ、今日はいったい何箇所で打ち上げてるんだ!(笑)
今度は塩ノ山の右端辺りからポンポンと上がっています。でもかなり遠いなー。
先の2箇所と同様、常用 Nikon DX16-85 の85mmテレ端で撮影してもこんな感じ。
この花火と笈形焼き&大文字焼きとの関係は解りませんが、方角と距離的にはたぶん中央市の市川三郷町方面で上げられていた花火と思われます。市川三郷町と言えば8月に開催される「神明の花火大会」でも有名ですが、花火の街としても有名で季節になると告知されない様な町内会レベルのお祭りでもポンポンと打ち上げてたりします。そんな花火のひとつかも。
さて、久しぶりの塩山ふれあいの森総合公園からの笈形焼き&オリオン&花火夜景はいかがだったでしょうか。期せずして色々なコラボが叶った夜景撮影となりラッキーでした。(^_^)
公園自体は結構広々としていますし遊具も充実しています。昼間の見晴らしも抜群。天気が良ければ富士山もバッチリなのでご家族で訪れても十分楽しめるんじゃないでしょうか。
もちろん夜景も美しいので寒さに凍えなくてもいいこの季節、是非訪れてみてください。(^_^)
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