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ナノ・トラッカーを使ったパン微速度撮影方法

久々に撮影ノウハウっぽい(^_^;記事をば。
夜景を主とした微速度撮影(TimeLapse)方法は以前に機材、撮影条件実践動画化編集&誤魔化し(^_^;編として紹介していますが、今回はポータブル赤道儀(ポタ赤)のナノ・トラッカーを使ったパンニング微速度撮影の機材、手順、撮影条件、注意点等を書いてみたいと思います。

パンニング微速度撮影とはカメラをパンしながら微速度撮影すること。そのまんまですね(笑)
パンさせる要の機材としてはもちろんポタ赤と呼ばれる私が使用しているナノ・トラッカーやポラリエ等ですが、中にはキッチンタイマーを流用し安価に済まされる方もいらっしゃる様です。
後はしっかりした三脚&自由雲台、インターバル機能付きカメラかインターバル機能付きリモートレリーズがあれば準備完了。まあ手順は決まってしまうのですが順を追って書きます(^_^;

1.ナノ・トラッカーを三脚へセット

Pan01

クイックシューにナノ・トラッカーを取り付けて雲台へセットします。もちろんクイックシューでない雲台でも構わないのですが、簡単に取りはずし出来た方が扱い易く楽ちんなので(^_^;

2.回転テーブル上の水平出し

Pan02

回転テーブル上の水平出しを行います。当然水平にパンさせることが目的ですが、それほどシビアに合わせなくても無問題。見てのとおり私はキーホルダー水準器を愛用です(笑)
やったことはないですが、斜めや縦方向にパンするのも面白そうですよね。

3.自由雲台とカメラをセット

Pan03

見たまんま(^_^; ポイントとしてはしっかりと取付けること、ぐらい。
重要なのは自由雲台の選定でしょうか。ある程度丈夫な水平方向に単独で回せるタイプの自由雲台を選んでください。撮影時のパン範囲の確認等が楽に行なえます。ボールだけだと上下にガックンガックン(笑)しちゃいますよね。私は SLIK SBH-250DQ を使っています。

4.ナノ・トラッカー、コントローラ取付と設定

Pan04

ここでやっとコントローラを取付です。別に先に付けても構いませんが私はこの順番(^_^;
写っている設定は星空モード(1時間に15度)の50倍速☓0.5、ようは25倍速です。
この設定が出来ることがポラリエでなくナノ・トラッカーを選んだ大きな理由だったりします。
NとSはポタ赤として使用時の北半球と南半球の切り替えですが単純に"N"だと左から右へ、"S"だとその反対に動くってだけ。このスイッチはモード切り替えにも使用されます。

5.セット完了!

Pan05

これで撮影準備完了。あ、撮影範囲や画角が決まったら出来れば重石すると吉です。
この作業を夜に行う訳ですが、人気のある観光地だったりするとこの機材は結構奇異な目で見られたりします。撮影を始めると更に怪しさが倍増。(笑)
レンズは明るさを稼ぐ為、定番の DX35mm f/1.8 を常用していますが理由は後述。

6.撮影時の注意点と撮影条件等 (夜景の場合)

撮影対象、範囲、時間で様々ですが、ここはいつも私が常用している撮影条件をば。
私はNikonのD5000D7000を所有していますが、何れもカメラの機能では999枚が一度にインターバル撮影出来る枚数の上限です。インターバル機能付きリモートレリーズも持っているので使えばこの縛りはなくなる訳ですが、なんか面倒で余り使っていません(^_^;
この枚数縛りの中で目的とするのは、明るく滑らかな動画に、30fpsで約30秒の動画になる様に、パンする範囲は90度以上、撮影時間は短く(笑)として撮影条件を設定しています。

 ・ナノ・トラッカー : 50倍速☓0.5=25倍速  999枚で約104度のパン範囲
 ・カメラ : f/1.8~2.8 ISO 400~1600 露光時間 1/4~1/3秒 インターバル 1秒

撮影時間はそのまま999秒(約17分) これなら冬の寒空でも辛抱できますよね(笑)

もちろん一度に撮影する枚数、インターバル間隔、ナノ・トラッカーの倍速設定を変えれば自由自在な訳ですが、使用するレンズも含めてある程度常用する条件を決めておいた方が現地での失敗も少ないと思います。思ったところ迄パンしてくれず撮影終了とか(笑)
インターバル間隔とパン範囲の関係は計算すれば解るのでこの辺りはご自由に(^_^;

後、カメラ側の設定として注意が必要なのはインターバル間隔自体が1秒と短いのでそれを若干割り込んだ程度の露光時間だとインターバル間隔が不規則になることです。これは私の機材特有かも知れませんが、1秒インターバルの場合、露光時間が1/2秒だと不安定になるので安定する1/3秒以上で撮影しています。露光時間はこれで決まってしまうので後は絞りとISOですが、これは試し撮りして決めるしかありません。暗い夜景ならなるべく絞りを開けるかISOを上げるかですが、ここらは撮影対象や好みに応じて加減してください。
この露光時間の縛りが 35mm f1.8 を常用する理由です。ようは画角固定でも明るさが優先。

私は上記の範囲で調整していますが注意点としては絞りを開放(例えば最大のf1.8とか)で撮影すると夜景、特に光点の色あいが不自然になることがある様です。ちょっと紫がかった様な色あいになることが多いでしょうか。その時は少し絞ってISO上げてって感じで調節しています。

ああ、またダラダラした文章になってしまいました。相変わらず書くのが下手だなあ(^_^;
百聞は一見にしかず。作例でいきましょう。撮影テスト例としてUPした動画です。
撮影条件もコメントとして入れてありますので参考にしてください。(元記事はこちら)

他にもこのブログの中でパン微速度動画をいくつか紹介していますので色々と見比べてみてください。トワイライトな時間帯の撮影も行っていますが、撮影中はパンしているのでカメラの設定とかは固定撮影の時の様に変えられません。露出を大きく変えて往復で撮影してみるとか色々試してみるとお面白いと思います。1回あたりの撮影時間も短いのでお気楽です。(^_^)

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