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微速度撮影方法の覚え書き(実践編)

さて、前の記事では微速度撮影時のカメラ側の設定等について書いてみましたが、今回は実際のシチュエーションに応じた撮影方法について書きたいと思います。

微速度撮影でも撮影中に明るさの変化がなければ、なにも難しいことは殆どありません。
要はマニュアルモードであること、ホワイトバランスやISO感度もマニュアル設定で固定すること、これに尽きます。オートで制御される機能は使わない。日中も夜もこれは同じです。

最初に構図、ピント、露出、ホワイトバランスを決めたら後はお好みのインターバル間隔で思う存分、好きな枚数だけ撮影すればOKです。(星空はちょっとコツがいりますが)
簡単なのはプログラムオート(ISO感度とホワイトバランスは手動)で撮影してみて気に入った画になったらその条件(絞りとシャッター速度)をそのままマニュアル設定とする、でしょうか。

風景や夜景の撮影でそれなりに滑らかで長時間の微速度撮影動画にしたいならば時間がかかるのは仕方ありません。200~300枚程度でも動画にすればあっという間に終わってしまいます。自宅ベランダからとかならともかく、外では長時間カメラを放置して離れられませんよね。ここが微速度撮影時の自分との闘いだったりします。特に冬場なんかは(笑)

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<微速度撮影中の撮影モード切替タイミング>
夕景から夜景、夜景から夜明け等を微速度撮影する場合、絞り優先オートのみでも撮影は可能ですが、全体を通してできるだけ自然(明るさの変化)、且つ綺麗に撮影するには途中で撮影モードを切り替える必要があります。問題はそのタイミング。

1) 夕景~夜景の場合
どの程度の明るさから撮影を始めるかによりますが、日没直後の街明かりがチラホラの夕景から撮影するならばMモード(マニュアル)でスタートが吉です。
露出インジケータと実際の写りを確認して露出オーバー気味、と言うか完全な露出オーバーの状態から撮影を始めることで街並みや風景を写し撮りつつ自然に夜景に移行することができます。日没後は急激に暗くなるのであっという間に適正露出に近づきます。露出インジケータを確認して中央値(適正露出)になったら早めにAモード(絞り優先)に切り替えてインターバル撮影を続行します。(D5000はモード切替でインターバル撮影が解除されるので速やかに再開要)

更に暗くなるに従い当然シャッタースピードは徐々に長くなり、最後にはインターバル間隔を越える手前でシャッター(インターバル)間隔が不規則になります。
このまま放っておいても撮影は続行されますが露出のバラツキによりチラツキが酷くなるだけ。シャッター間隔が不規則になってきたら速やかにMモード(マニュアル)へ切り替えて撮影を続行します。(私の場合はほぼ真っ暗になって10~20分程度)

かなり暗い遠望夜景ならISO1600辺りスタートで良いですが、近傍の明るい夜景の場合はISO400(かなり明るい)~ISO800(そこそこ明るい)辺りが良さそうです。(絞りはf5.6として)

<夕景~夜景の動画例>
1.マニュアル~絞り優先~マニュアル
 千代田湖白山 (山梨県甲府市)
 金華山展望公園 (岐阜県岐阜市)
 金子峠 (山梨県甲府市)

2.絞り優先~マニュアル(街並み等の風景がアンダーの事例)
 太良ヶ峠 (山梨県甲府市)
 鶯宿峠 (山梨県笛吹市)

2) 夜景~夜明け~日の出の場合
肉眼ではよく解らなくても天気がよければ日の出の1時間前には空は白み始めます。
(この辺りを静止画&低ISO感度&たっぷり露光で撮影すると綺麗なんですが)
この段階からならばスタートはAモード(絞り優先)、ようは夕景からと同じとなりますが日の出の1時間半~2時間前からの撮影であればMモード(マニュアル)でスタートです。

Mモードでスタートした場合、肉眼で見て若干空が白んできた辺りからこまめにカメラの露出インジケータをチェックします。インジケータの値が中央になった時点で出来る限り素早くAモードへ切り替えてインターバル撮影を再開。
この方法で動画にした際のつなぎ目の明るさを自然に繋げることが出来ます。

Aモードで撮影開始、又はMモードからの切替の場合、明るくなる前に撮影を終えるならAモード任せでも構いませんが、最終的に日の出、もしくは完全に明るくなるまで撮影を続行しようとした場合は途中でMモードに切替える必要があります。何故ならばAモードのままだと明るい空等に露出が合ってしまい風景や街並みは真っ暗け(アンダー)になってしまうから。
評価測光だとバランスがよくなるのでしょうが、最終目的は動画にすることなのでチラツキはご免です。(雲等が少ない好天ならば評価測光の方が良い結果を得られるかも)

撮影開始時がISO1000~1600の場合、シャッタースピードが1/2000~1/3000に上がった辺りが切替時です。素早くMモードにしてラストのシャッタースピードに設定し撮影を続行します。この先当然明るさも増してくるので徐々に露出オーバーになっていきますが、空が飛び気味になる反面、風景や街並みが浮かび上がってくる様子を写し取ることが出来ます。

画角内に日の出、ようは太陽が入る場合は1/3000~1/4000以上のシャッタースピードになってから切り替えるのが吉です。最終的には露出オーバーになりますが、見た目は自然な感じに仕上がります。Aモードのままだと限界までシャッタースピードを上げ続けるので太陽は点に写るものの全体の明るさとしては不自然になってしまいます。
まあ最後は天気や明るさを見ながら経験でタイミングを掴むしかありません(^_^;

<夜景~夜明けの動画例>
1.マニュアル~絞り優先~マニュアル
 和田峠みはらし広場 (山梨県甲府市)
2.マニュアル~絞り優先
 桃花橋ループ (山梨県南アルプス市)
3.絞り優先~マニュアル
 甘利山 (山梨県韮崎市)

<星空の撮影>
条件は天気がそこそこ良く空気が澄み、月明かり無く、又は少ない場合で(^_^;
撮影条件をマニュアルに固定することは変わりありませんが、暗い星までを綺麗に写し撮ろうとすると当然、露光時間やISO感度を上げなければなりません。ではどれくらいが適当でしょうか?
絞りはf5.6辺りとして実際の経験と感覚(^_^;からすると、

1)明るい市街地  ISO800~1000
2)暗い市街地  ISO1600前後
3)山の中(^_^;  ISO1600~3200

シャッター速度:10秒前後 (インターバル間隔未満)
これだと1時間で360枚ですから30fpsの動画だと12秒ですね。

単純な話、元々空が明るい市街地では感度を上げても白っぽくなるだけ。
撮影時間は一晩でも放っておけばいいのですが、それなりに滑らかにしようと思えばインターバル時間より僅かに短い露光時間、例えばインターバル10秒間隔なら露光時間は9秒とかにするのが良さそうです。これもまあ色々試して良い条件を見つけるしかありません。

<星空の動画例>
 
甲府の星空(南西) 市街地暗め
 甲府の星空(北西) 市街地明るめ

夜空そのものだけを撮影してもいいですが、市街地夜景や風景や雲の動きを一緒に写し込むとまたいい感じです。高感度で夜景がぶっ飛んでも異様に雲や山並みが明るくなってもかまいません(笑) 肉眼ではあり得ない非日常的な画も演出のひとつですしね。(^_^)
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さて、シチュエーション毎の撮影方法はここまでです。文章にするのは難しいなあ(^_^;
次は撮影した写真を動画に&編集&誤魔化し方等を紹介しようと思います。(^_^)/

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